ヨーロッパの一流イラストレータ イタリア、フランス、ベルギー、ドイツで活躍中のアーティストを紹介
   
 

ボローニャ国際絵本原画展2012     2012年3月19日~3月22日

| 2012年03月29日 14:39 | 吉村正臣 |


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今まで見かけなかった国からの入選者が目立ったということが、今年の印象だ。とくに韓国作家の活躍が目立つ。数年前から、ここにも書いたが、国を挙げてか・・・広いブースをとり、たくさんな作家・作品を紹介している。そんな努力もあってだろう、特に今年は、2011年ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリを取った韓国のEun-young Choが、ボローニャの図録の表紙に起用され、彼女の作品展が設けられた。 そのほか南アフリカ、タイ、台湾、ベネズエラからの作品があった。常連のイタリアは健在だったが、日本はかつての迫力は見あたらない。 総じて作品自体は、作家のイメージする世界が小さいと思った、そこで、ダイナミックな絵の広がりがなくなっている。それを破っているのがEun-young Choだろう。今後、注目したい作家だ。

ボロ図録249

Eun-young Chohahaは、韓国ソウルに生まれ、1981年に梨花女子大学でビジュアル·アート、ソウル大学でイラストレーションを学ぶ。2010年にフランスの出版社・Memoから『La Course』、2011年に韓国の出版社・Borimプレスより『Run! Toto』が出版される。

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会場は、例年のようにたくさんな人で賑わっていた。

民族性の強い絵本を押し出している出版社が少なくなってきたよう。イラストレーションの画法もグローバルされてきたようで、同じような絵が並んでいるように思う。

そんな中で、際立つ作品だけが目に飛び込んでくる。 “独自の作風”がイラストレーションの世界でも必要なことがよくわかる。

ボロ本探すボロ作品提示2ボロ作品提示3


出版を目指すイラストレーターの卵たちが、今年もまた、お目当ての出版社に作品を持ち込んでいた。若い人の中に混じって、中年の男女もいて、成功を祈りたい。横で、提示される作品を見ていたが、よくある作風、今はやっている制作手法が多く、これはおもしろい・・・と思わせるものがない。そのように思いました。

しかし、このチャレンジ風景は、ボローニャの良さでしょう。

推薦作品を紹介しておきます。今後きっと出版されてくると思います。

Ale+Ale(Italy)

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Didier Levy(France)

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Violeta Lópiz(Spain)

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Alessandro Lumare(Italy)

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Daniela Tieni(Italy)

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Shin ji-Young(korea)

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Yodchat Bupasiri(Thailand)

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