ヨーロッパの一流イラストレータ イタリア、フランス、ベルギー、ドイツで活躍中のアーティストを紹介
   
 

作家であり、イラストレーターのアンナ・カスタニョーリをご紹介

| 2017年11月03日 01:00 | 吉村正臣 |

Anna Castagnoli アンナ・カスタニョーリ(フランス)

文章:アンナ・カスタニョーリ(絵)カルル・クヌート「金の鳥かご」

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文章:アンナ・カスタニョーリ(絵)シュザンヌ・ジャンセン「少年と少女-不思議な出会いの物語

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アンナ・カスタニョーリは、シュザンヌ・ジャンセンやカルル・クヌートらそうそうたるイラストレーターの絵本の文章を書いている作家です。多数の物語を書き、話題を提供してきました。この2冊とも、個性の強い。扱いにくい子が鳥たちと交流する、日本では書かれないような愛の物語です。
●(絵)カルル・クヌート「金の鳥かご」の書き出し
王女の名前は、ヴァレンティーナ。こらえ性のない、手に負えない子だった。
390足の靴、812の帽子、50本のヘビ革のベルトを持っていた。
それより何より、偏愛していたのが鳥だった。(この絵本の詳しい紹介は:http://illust-euro.ocnk.net/product/284

●(絵)シュザンヌ・ジャンセン「少年と少女-不思議な出会いの物語」の書き出し
学校から帰ると、宿題をせず、この木によじ登った。母親は、窓から大声で叱りつける。
「いい加減にしなさい!どうしようもない子だよ、まったく」
そんなやりとりが、毎日、何か月も、何年も繰り返された。
言うことを聞かない少年と言われ続けたので、その子はしまいに、自分の名前を忘れてしまった。(この絵本の詳しい紹介は:http://illust-euro.ocnk.net/product/312

彼女の書く物語は、有名なイラストレーターが絵本化しました。彼女は、物語を書くとともに、イラストレーターとしても才能を認められたのです。好きなイラストレーターとして、先にあげた人のほか、ヴォルフ・エァルブルッフ、ベアトリーチェ・アレマーニャ、キティ・クローザーらをあげます。イラスト・ユーロでおなじみの作家ですね。

‘08年来、若いイラストレーターが学ぶグループの運営を行ない、バルセロナの大学その他でイラストレーションの歴史を教えています。「これからイラストレーターになる人のための助言は?」との質問に、イラストの本をむさぶるように見なさい。講習会や教室に参加し優れたイラストレーターに出会い、彼らの才能に触れること・・・といいます。

Anna Castagnoli絵

アンナ・カスタニョーリの作品

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●ヴォルフ・エァルブルッフ(絵):L’Ogresse en Pleurs「人食い女の涙」
http://illust-euro.ocnk.net/product/294

●ベアトリーチェ・アレマーニャ(絵/文):Les cinq malfoutus(だめだめ5人組の大逆転)翻訳付  http://illust-euro.ocnk.net/product/244

●キティ・クローザー(絵):La Grande Ourse (おおぐま座のくま)翻訳付
http://illust-euro.ocnk.net/product/298