このイラストレーションから、幻想絵画を感じました
| 2002年03月13日 16:33 | 吉村正臣 |
Stéphane Queyriaux(フランス)
ステファンヌ・クィリオ
「Conte à la confiture」
ジャムのお話
フランスの小さな街の小さな出版社の絵本です。イラストレーターのSt姿hane Queyriauxさんと、お話を書いたOlivier Belhommeさんが創設しました。とても自由に描いています。これは何ですか…と絵の説明を求めても、どうも意味をなさないよう、お好きなように解釈して…と
突き放されそう。そうです、オモシロイとか、キレイとか、変だの…とか、おかしな発想…とか、感じたらいいのです。ま、お話に出てくる人や事象の絵にはなっているのですが、それも想像力を働かさないと、なるほどと思いにくいのではないか、フランス人にとっても。幻想絵画とまでは言いにくいが、その方向にはあるのだろう。めずらしい作品としてとりあげてみました。