なんとショックな絵なのだろう、しかし引き込まれてしまう
| 2012年01月10日 11:04 | 吉村正臣 |
Emmanuelle Houdart
エマニュエル・ウダール(スイス)
SALTIMBANQUES
曲芸師
フランス語
なんと奇妙な絵だろうか。一般に絵本と言えば少しは楽しいか、美しいか・・・と思うのですが、これはその逆、怖くてグロテスク。日本では、差別だとか冒涜とかで騒ぐ人もいそうな絵です。しかし魅力があります。非常に緻密に、ていねいに描かれています。色の塗り方も神経が行き届いています。静かな画面の裏から、闇に放つ彼らの声が聞こえてくるようです。
1967年生まれ。シヨンとジュネーブの美術学校で学ぶ。絵画のディプロムを取得。1996年から画家・イラストレーターとして活動。その他、雑誌や日刊紙に作品を提供。これまでに20数冊の絵本、5冊の作品集を出版。
受賞歴
2003 絵本「Les Choses que je sais.」でオクタゴン賞(グラフィック部門)
2005 絵本「Monstres malades.」でボローニャ国際絵本原画展・ラガッツィ賞(フィクション部門)
2006 絵本「Les Voyages merveilleux de Lilou la fée」でGrand Prix jeunesse de la Société des gens de lettres受賞






