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原語で読んでみませんか:名作『ALICE AU PAYS DES MERVEILLES』(不思議の国のアリス)

| 2022年07月28日 07:00 | 吉村正臣 |

イラストレーター:リスベート・ツヴェルガー
テキスト:ルイス・キャロル

『ALICE AU PAYS DES MERVEILLES』(不思議の国のアリス)

フランス語
出版社:Édition Nord-Sud

 

 

原作は、ご存じルイス・キャロル(Lewis Carroll 1832年生まれ)は、イギリスの数学者であり論理学者、写真家、作家、詩人でもあり、『不思議の国のアリス』の作者として世界中に知られています。

イラストは、リスベート・ツヴェルガー。1954年オーストリアウィーン生まれ。ウィーン応用美術大学を卒業後、1977年、E.T.A.ホフマンの『ふしぎな子』でデビュー。多くの童話を題材とした絵本を出版しています。国際アンデルセン賞、ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞、ブラチスラバ国際絵本原画展(BIB)金賞など多数受賞。日本でも多く出版されています。

「不思議の国のアリス」は、幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、しゃべる動物や動くトランプなどさまざまなキャラクターたちと出会いながらその世界を冒険するさまを描いています。

キャロルが知人の少女アリス・リデルのために即興でつくって聞かせた物語がもとになっており、キャロルはこの物語を手書きの本にして彼女にプレゼントする傍ら、知人たちの好評に後押しされて出版に踏み切ったとされています。

<後書き>

Assise dans l’herbe au soleil de l’été, Alice voit soudain passer un Lapin Blanc qui regarde l’heure à sa montre avant de disparaître au fond d’un terrier. Sans hésiter, elle le suit, et part ainsi pour le pays des merveilles… Fascinée et déconcertée tout à la fois, Alice découvre ce monde étrange où elle grandit et rapetisse à vue d’æil, où le croquet se joue à coups de flamants roses, où l’heure du thé dure une éternité, un monde où le temps, le savoir, l’autorité, la justice et toutes les règles de la bienséance et de la morale basculent dans l’absurde.

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