パリで見つけたイラストレーション：ステファノ・リッチ

｜ 2022年01月16日 05:25 ｜ 吉村正臣 ｜

Stefano Ricci ステファノ・リッチ (イタリア)

イタリア・ボローニャ出身（1966年生まれ）のアーティストです。1985年よりハンブルクを拠点にします。イタリア国内外の出版物を中心に活動。1995年「ドン・ジョヴァンニ」で、ブラチスラバ世界絵本原画展に入選します。
バンド・デシネの分野では1997年アングレーム国際漫画祭で作品＜Tufo＞がノミネート。2008年、日本で発行されている雑誌Afterhoursに作品を寄稿します。哲学的な作風で注目を浴び、映画、演劇、舞踊の装飾美術を担当するほか、1994年からはグラフィックデザイナーとしても活動し、雑誌のエディトリアル作品でイタリアの工業デザイン賞・コンパッソ・ドーロ賞を受賞。1996年にはデザイン雑誌＜MANO fumetti scritti disegni＞創刊し、2003年からは映画学校・イタリア国立映画実験センター発行の雑誌のアートディレクターに就任します。イタリア・ウディーネ大学、ハンブルク応用科学大学、ヨーロッパ映像学校（アングレーム）で、漫画やグラフィックデザインを教えています。
2021年秋、パリ有数のバンド・デシネのギャラリ―Martelで展覧会を開催。フランスのメディアでも大きく取り上げられました。

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