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競馬場の人・人、ダイナミックな馬・馬、世界に愛された絵本

| 2020年08月12日 22:47 | 吉村正臣 |

Cho Eun Young チョ・ウンヨン(韓国)

La course
競馬場

フランス語
出版社:editions Memo

 

チョ・ウンヨンは、ソウル出身のイラストレーター(1981年生まれ)。梨花女子大学でビジュアルデザインを学び、その後ソウル大学でイラストレーションの修士課程を修了。2009年のボローニャ・ブックフェアの韓国スタンドで展示したダミー絵本が、フランスの出版社Memoの編集者の目に留まり、翌年にフランスで”La Course (レース)”として出版。その後韓国で「はしれ、トト!」として出版。2011年、第23回ブラティスラヴァ世界絵本原画展でグランプリ受賞。2012年ボローニャ絵本原画展では、この絵本の原画の特別展が開催されました。日本で出版されると、大きな反響を呼びました(日本では日本絵本賞翻訳絵本賞受賞)。

“わたし”のお気に入りは、馬のぬいぐるみ「トト」。競馬好きのおじいちゃんが連れていってくれたレース場で、トトそっくりの馬を発見! 競馬場の大人たちや馬の様子を、幼い子どもの視線で描きました。
写真の授業で初めて訪れた競馬場のことが忘れられず、競馬がある週末ごとに競馬場に足を運び、望遠レンズを用いて撮った多数の写真を参考に、さまざまな表情や状況の人物が評価されました。

不透明水彩絵の具、オイルパステル、墨などが材をふんだんに使って、思いっきり、印象の強い部分を描いています。騎手達のカラフルでかわいい模様のユニフォーム、それに比べ、競馬場に集まるおじさん達の感情丸出しの顔、顔…それぞれに無彩色ですが個性があります。無駄を省略して、ぐいぐい描いた力作。人間的で、国民的隔たりを越え教官を呼びます。特に競走シーンの走る馬の形相,飛ぶような足、足…は圧巻です。

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