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世紀前から現代まで、動物たちへ接し方を説く言葉集

| 2026年03月12日 05:00 | 吉村正臣 |

Laurent Corvaisier ローラン・コルヴェジエ(フランス)

PAROLES POUR LES ANIMAUX
動物たちへ 愛の言葉

フランス語:翻訳付
出版社:Albin Michel

 

画家、イラストレーターとしてパリで活躍する、ローラン・コルヴェジエ。フランスの港町ル・アーヴル出身で、パリ装飾美術学校を卒業。現在は母校の教授を務めています。ボローニャ国際絵本原画展の審査員にも選ばれました。
“色彩といいフォルムといい、あなたの絵は、モダンな印象派ですね”と話すと、とても喜び、堰を切ったように話し出した。「僕の生まれは、印象派の誕生の町、ル・アーブル※。印象派の画家から多くを学んだ。その評価は大変光栄である。とくにボナールが好きだ」マチス、ブラマンク、ゴッホ、ゴーギャンらが好きだと言います。

人間と動物の関係についての詩、格言、思索を集めたアンソロジー。
ピタゴラス、ギ・ド・モーパッサン、ヴィクトル・ユーゴー、ジョージ・バーナード・ショーらのよく知られた人から、『木を植えた男』は有名なジャン・ジオノ、小説『にんじん』で有名なジュール・ルナール、中国・唐代後期の詩人・呂桂孟、さらにアフリカの民話、イスラム教のスーフィーの寓話、ヒンドゥー教の教えなど、さまざまな時代、分野の短文が集められています。テーマはすべて、『動物への敬意』を説くものです。

作家で教育者のミシェル・ピケマルが収集したこれらの「言葉集」には、博物学者、探検家のテオドール・モノーによる序文を添え発行しました。

絵は、それぞれの動物を慈しむ文章の一端を描いています。が、文章の説明画にはなっていません。文章から想像したシーンがコルヴェジエらしいタッチで絵がたれます。
筆にたっぷり絵の具をつけ、ぐいぐいと描いています。
デッサン力のしっかりした人ですから、人、動物がきちんと描写された上で、崩されています。ガッシュでしょう、絵の具の性質が存分に発揮されています。

≪翻訳の一部≫   翻訳:南乃まあ

人間が、いわゆる下層な存在である生き物を容赦なく破壊し続ける限り、彼らは健康も平和も知ることができないだろう。
人間が動物を虐殺し続ける限り、彼らは互いに殺し合うだろう。
殺戮と苦痛をまき散らす者たちは、喜びと愛を収穫することはできないのだ!
ピタゴラス

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