ヨーロッパの一流イラストレータ イタリア、フランス、ベルギー、ドイツで活躍中のアーティストを紹介
   
 

絵にこめられた意志は、ハードで強いメッセージがあります

| 2017年12月25日 12:23 | 吉村正臣 |

Emiliano Ponzi エミリアーノ・ポンジ(イタリア)

イタリアのミラノで制作活動をしています。 とても大胆なイラストで、コンセプトがたいへん明快でグラフィック的。「視覚的なメタファー(比喩)と象徴主義が連続的なテーマ」と言われています。 絵本も出していますが、広告、雑誌、書籍、新聞、アニメーションと活躍のジャンルは広い。アメリカ、フランスの、有名新聞・雑誌、ニューヨーク・タイムズ、ル・モンド、ニューヨーカー、エコノミスト、ニューズウィークなどに作品を提供。2013年にニューヨークのアートディレクターズクラブから表彰されています。企業に向けでは、ユナイテッド航空、ペンギンブックス、スターバックス、サッチ&サッチィ、ラ・レプブリカ、フェルトリネッリ、ラヴァッツァなどなどがあります。

2014年12月中旬より、アルマーニ ジュニアとのコラボレーションで「アルマニマルズ(ARMANIMALS)」が発売されて話題となりました。ナチュラルなコットン素材のTシャツには、彼の描いた愛嬌たっぷりの動物たちが、男女それぞれ5種類ずつプリントされました。今、世界的に視線が注がれている作家です。

絵はシンプルですね。そしてシーンとしてはなにげないワンカットです。ただ、どの絵にも、何か考えさせる物語があります、それが、『メタファー(比喩)と象徴主義』とされる、彼のテーマなのでしょう。絵としても完成度が高く、色彩がいいですね。

日本では、最近イラストは“マイルドになった”と言われています。エミリアーノ・ポンジは技法としてはマイルドです。が、絵にある思いや、こめられた意志はハードで強いメッセージがあります。こうでなければ・・・と思います。

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